生活保護のおかげで安心して出産

30代女性の体験談
生活保護受給期間:2011年~2013年

出産で働けず生活保護申請

私は、高校卒業後地元のホテルに勤務していました。母子家庭に育ち、母と妹の3人家族でした。
当時付き合っていた人との子どもを妊娠したのですが、不倫だったため、駆け落ち同然で家を飛び出しました。
最初は貯金を切り崩して生活していましたが、生活費も底をつき、彼氏の方もお金を入れてくれるどころか自宅へ逃げ帰ってしまいました。
出産を控えていたため、働くこともできず生活もできなくなってしまったため、生活保護を申請することにしました。
申請するために、最寄りの区役所に相談に行きました。現在の状況や家族のことなど、とにかく細かく聞かれました。
1回の訪問ですぐに受給できるというわけではなく、現在の生活状況や、体調、家族のことなどとにかく全てのことを細かく報告する必要があり、何ども足を運びました。
やはり最初は家族のもとへ戻ることをすすめられましたが、それはできない状況であることと、無事出産し体調が戻ったら働く意欲があるということなどを汲み取っていただき、なんとか受給することができました。

安定して生活費が入ってくる安心感

受給金額は約12万円でした。家賃・光熱費・生活費で10万円、子どものために2万円使っていました。
受給前は、貯金が底をついていたので、食事もまともにできていませんでしたが、生活保護を受給するようになってから、贅沢は一切できませんが、最低限の生活はできました。
お金のことに関して心配や不安が減りました。
決して高い金額ではありませんが安定して生活費が入ってくることで、安心して出産にのぞむことが出来ました。もしお金がない状態だったらどうなっていたのだろうと今でも思います。子どもが病気がちだったので医療費が無料なのも助かりました。

生活保護受給中は不自由が多い

生活費をいただけることで、衣食住が揃っていることの安心感はありましたが、定期的にケースワーカーの方が訪れたり、地域の民生委員の方が生活状況を確認しにきたりと、なんとなく監視されているような気分になりました。
高額な買い物はしづらいですし、生命保険に入ったりクレジットカードを作ったり、車を購入することもできません。やはり不自由はありました。